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食品衛生

セレウス菌

食中毒イメージ

土壌や河川など自然界に広く生息しています。熱に強い芽胞を作る細菌で、毒素を産生し、この毒素により食中毒が起こります。症状により嘔吐型と下痢型の2つに分けられます。嘔吐型は、毒素が食品中で作られ(セレウリド)、下痢型は、食品とともに体内に入った菌が、人の小腸で増える時に、毒素を作り食中毒を起こします。我が国では嘔吐型食中毒が多く見られます。嘔吐毒が産生される至適温度は25~30℃であり、126℃で90分の加熱処理でも失活しません。